虫歯の進行
初期の虫歯
虫歯にも初期のものとそうでないものがあります。早く見つけて治療をすれば削る箇所が小さい等、簡単な治療で済みます。しかし、根っこまで進行してしまうと奥深い病巣を根絶しなくてはならないため、治療が複雑になってきます。
右のイラストは神経に達していないため、削る部分も比較的小さく済み、被せるものも小さく済みます。
進行した虫歯
神経まで進行してしまうと、基本的には神経を抜く治療が必要になります。
さらに進行すると根っこに病巣が出来ることもありきれいに取り除くために何度も通う必要が出てきます。
そして被せるものも大きくなったり、土台を立てたり治療時間が大幅に増えてしまいます。
痛みが無くても定期的な検診が重要な事は一目瞭然ですね。
一般的な虫歯の治療例1
歯の付け根の部分が虫歯になってしまった症例です。
虫歯を削り、プラスチック素材の詰め物をしました。
早い時期に治療をすれば虫歯も比較的小さいため、詰める治療で済みますが、虫歯が進行し、上のイラストのように、神経まで達してしまうと、神経を取り除く治療を行ったり、被せる治療になる等、治療が複雑になり、時間がかかります。
治療前
治療後
一般的な虫歯の治療例2
虫歯がかなり進行した例です。
虫歯もここまで進行すると根っこの治療を必要とするケースがほとんどです。
場合によっては抜歯も考えなくてはならない場合もあります。
このケースでは根の治療を行い、土台をたて、プラスチックの歯を被せました。
治療前
治療後
一般的な虫歯の治療例3
虫歯も進行し、歯が黒く汚くなってしまった症例です。
治療は虫歯になってしまった部分を削り、セラミックの人口歯を被せた症例です。
セラミックは天然歯に近い色にすることが出来るため、見た目がとても良くなります。
下の写真でもわかるように、歯の先端部分等、透明感もうまく出す事が出来る人口歯です。
治療前
治療後
小児歯科
歯科医院は怖くない所
お子様にとって歯科医院が大好きという事はありませんね。
しかし、歯を含め口腔内全体を良い状態に保つという事は、一生で考えた場合本当に大切な事なのです。当院ではお子様に怖がらずに診療を受けられるようにスタッフ一同心掛けています。
早い時期より口腔内のケアが大切です。
子供の頃から定期的な口腔管理をするとしないでは、大人になってからのお口の状態に大きな差が出てきます。
下の3枚の症例写真は幼稚園→小学校→中学校の状態です。
さらにその下の3枚は、別の患者さんで幼稚園→中学校→成人の経過写真です。
『歯医者は出来れば行きたくない』とは誰もが思う事です。しかし、定期的なケアで予防をするという意識を持って頂ければ、こんなに奇麗な状態を維持する事も可能なのです。
当院が日吉に開業してから長い年月が経ちますが、『昔あんなに小さかった子』が今でも通ってきてくれる事は何よりも嬉しい事です。
症例1
幼稚園
小学校
中学校
症例2
初診時幼稚園
中学校
成人
目立たない治療が可能です。
下の症例は目立たない材料を使用して治療を行った例です。
笑った時にキラっと銀歯が見えてしまう事を気にする必要はありません。
※虫歯の進行具合によって、削る量も変わってきます。削る量が多くなればなるほど、詰める治療から、かぶせる治療をしなくてはならなくなります。
定期的に検診を行い、虫歯が小さいうちに治療をすることが一番のポイントです。
治療前
治療後